看護師は、今や在宅や介護施設だけでなく、一般病棟などにおいても高齢の患者・利用者と接する機会が増えています。
成人看護との違いをはじめ、加齢に伴う変化や、そこに潜むリスク、認知症への理解など、高齢者への看護を進める上で知っておきたいポイントは多岐に渡ります。
バイタルサイン一つとっても、高齢者は「平熱が低く感染症を発症しても発熱しないことがある」「血圧の変動が大きい」「不整脈を発することが多い」「脱水などで意識が低下しやすい」などといった特徴があり、異常の早期発見がポイントとなります。
高齢者への看護を担う者として「これだけは押さえておきたい」項目をマスターしましょう。
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◆タイトル
《専門看護師の視点を学ぶ》
これだけは押さえたい高齢者看護のポイント
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◆指導講師
稲野聖子 氏
市立池田病院 老人看護専門看護師
池田市地域支援事業推進員
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◆プログラム
1.「成人看護」との違いを知る
1)加齢に伴う変化
2)成人とのバイタルサインの違いは?
3)高齢者に起こりやすいリスクと高齢者特有のリスクファクター
4)既往歴で確認すべき点
5)高齢者に起こりやすい症状
2.高齢者によくある症状から考えるアセスメントとケアのポイント
呼吸困難や便秘、排尿障害、褥瘡、浮腫など高齢者によく見られる代表的な症状をいくつか挙げ、その原因やケア、アセスメントする際の視点などを学びます。
3.看護の視点で考える「認知症ケア」
1)認知症ケアのリスクとアセスメントの重要性
2)認知症と間違えやすい症状
●せん妄 ●うつ
4.身体疾患のある高齢者への意思決定支援
1)本人の意思を尊重するためのアプローチ:ACP
2)認知症の人の思いを知るためのコミュニケーション
3)多機関・多職種での情報共有
4)意思決定支援における倫理的問題と対応
5)国のガイドラインを踏まえた展開例
▼サンプル動画をご覧ください▼
◆受講料
一般:13,000円
会員:10,000円
(1名につき・消費税込)
※会員は日総研会員制・専門雑誌の年きめ購読者です。
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◆受講申込方法
下記リンク先よりお申込みください。
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◆受講者の声
●事例を踏まえた講義がわかりやすかった。
●高齢者のよくある症状から考えるアセスメントやケアのポイントを具体的に学べた。
●高齢者と成人の違い、せん妄と認知症の見分け方、認知症の方のエンドオブライフ・ケアについて理解できた。
●高齢者の特徴で知らない知識があり、今後のケアに活かせそうだと思いました。
●実践に生かせる内容であった。
●看取りのところのお話しで、「生を考える」ことを強調されていた点が参考になった。
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